これが読ませるエンターテイメント小説の書き方!読者を惹きつけるコツ!>これが伏線を物語中に散りばめるコツだ!

クライマックスでの逆転について前回お話ししました。
そして、逆転のためには、伏線が必要だという話もしました。
伏線がないと、いかにおもしろいアイディアを使ったとしても、ご都合主義だと思われてしまうんですよね。
だって、考えてもみてください。敵に追いつめられた主人公が、
いつの間にか隠し持っていた拳銃をポケットから取り出し、あっさり勝利。
などという話じゃおもしろくありませんよね。

拳銃を出すなら、読者が納得のいく形でなければいけません。そのためにも、伏線があるのです。
クライマックスから物語を作ってあれば、必要な伏線は全て、先に考えておくことができます。
例えばクライマックスが「敵のビルに侵入し、敵と格闘して勝ち、金庫から何かの品物を奪い返す」というものだとします。
これは、次のことを示す伏線が必要です。

A 主人公はビルに侵入する技術がある(泥棒の経験でもあるのか?)
B 格闘で勝てる実力がある(格闘技の心得が示される・喧嘩の場面など)
C 金庫を開けられる(主人公は金庫破りか?)

これらは、物語の構成を立てるとき、物語全体にわたって散りばめていけばいいのです。
なるべく読者の予想を裏切るようにしたいですけど。

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これが読ませるエンターテイメント小説の書き方!読者を惹きつけるコツ!

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