これが読ませるエンターテイメント小説の書き方！読者を惹きつけるコツ！>ストーリー曲線こそドラマチックの鍵！

物語のパターンについて、以前お話ししました。
以下のようなものです。

�@まず主人公らのキャラクターを立てる。
�A主人公は目的を達成するために一生懸命行動する。
�B主人公は絶望的な状態まで追い込まれる。
�Cクライマックスであざやかな逆転！

わたしがかつて「ストーリー曲線」という名前で習ったものがあります。
これは、小説内における主人公の気持ち、もしくは小説を読む読者の気持ちの、
高揚度をグラフのように曲線で表したものです。
まずパターンの�@で曲線は、少し上に向きます。
そして�Aで下がっていき、�Bではどん底まで行きます。
最後に�Cで曲線は急上昇し、はるか上まで突き進むのです。
この、�Bと�Cのギャップが激しければ激しいほど、小説はおもしろいものになります。

だって、もともと1億円の資産を持っている人が2億円を手に入れるより、
ホームレスだった人が2億円の財産を成す方が、ドラマチックでしょう？
ハッピーエンドにするのはいいでしょう。
しかしクライマックス直前には、できるだけ主人公を地獄の底にたたき落とすのです。
そしてラストで、一気に主人公をハッピーエンドに導くのです。

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