これが読ませるエンターテイメント小説の書き方！読者を惹きつけるコツ！>構成を練るコツ！物語のラストを考えておこう

クライマックスを考えたら、ラストを考えてはいかがでしょうか。
プロの作家さんの中には、
「ぼくの作品ではキャラクターが勝手に動き出す。どんな展開になるか、ぼく自身もわからない」
などと言う人もいます。

でも、よほどの天才でもないかぎり、こういうことはできません。
やはり物語の構成を練るためには、綿密な計算が必要です。
だから、物語がどのような結末になるのか、先に決めておいた方がいいでしょう。
そうすると、物語の途中で、ラストを象徴した場面などを入れることができます。
特に、書き出しがラストとリンクしていると、作品がまとまっているという感が増します。
たとえば、ラストで長年の友人と、それぞれの夢に向かうために別れるとします。
書き出しで、別れ道の前でどちらに行っていいか迷う主人公の様子を描いておくのです。

ラストの別れの象徴となるわけですね。
こうしておいて、物語の途中ではいくつかのイベントを通して友情や夢に対する思いをたっぷりと描きます。
ラストに向かってまっすぐ進んでいくので、作品はよくまとまったものになります。

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