これが読ませるエンターテイメント小説の書き方！読者を惹きつけるコツ！>狙いのターゲットを定めて読者を意識しよう

さて、どんな物語にしたいか、だいたい決まりましたか。
それでは、次の段階に進みます。
次は、読者対象を意識するということです。

小説に限った話ではありませんが、どういう人に向けてお話を作るのかで、
語り口やキャラクター、ストーリー展開すら変わってきます。
若い人に向けてなら、展開を早く、刺激的な要素を加えましょう。
中高年に向けてなら、より重厚に、骨太に。
女性に向けてなら、ロマンチックに。
子ども向けなら、シンプルでわかりやすく。
読者を意識すれば、小説もいろいろと変わってくるのです。

そして、読者を意識することによって、ひとりよがりの作品でなくなる可能性が高くなります。
読者を意識しないと、何が書いてあるのか、作者自身にしかわからない作品になることがあるのです。
読んでくれる人がいるんだ、と思うことで、自然と読みやすい文章、わかりやすい設定になっていくはずです。
だから、読者を意識することは非常に大事だと思います。