これが読ませるエンターテイメント小説の書き方！読者を惹きつけるコツ！

この世界には、いろいろな物語があふれています。
ドラマ、映画、漫画、ゲーム、小説、絵本、演劇、その他もろもろあります。
これらは、媒体は違いますが、物語を展開するものと考えると、同じ性質があるでしょう。
わたしも子どものころ、アニメ映画が好きで、映画を作ってみたいと思っていました。
しかし現実的に、多くの人や多くのお金が必要だと知ると、尻込みしてしまいました。
漫画も好きだったので、漫画を描いてみようかとも思いました。
しかしわたしは致命的に絵が下手だったので、漫画も無理でした。
そうなると、残されているのは小説しかありません。

シナリオというのもいいですが、シナリオはあくまで映像や舞台のためのたたき台であり、
それだけで完成するものではありません。
しかし小説は、絵が下手なわたしでも、一人で完成まで持っていくことができます。
そう考えて、小説を書くことを始めました。
しかし、わたしの考えが甘かったことに、すぐに気づきました。
絵が描けなくてもいいから、などと安易に小説を選んだのは浅はかでした。
小説は、目に見えるものがないので、読者にビジュアルを想像してもらわなければならないのです。
実際には見えないものを想像してもらうために、どう言葉で表現するか。
まずぶち当たったのが、そういう壁でした。
しかも、壁は次から次へとわたしの前に立ちはだかりました。

おもしろいストーリーって何なの？
魅力的なキャラクターって？
伏線って何？
どうすればリアリティーのある作品になるの？
などなど。
一人で小説を書き続け、それらの疑問にも自分なりに答えを出していたころ、
自分の作品を知人に読んでもらう機会がありました。
ところが、知人は最後まで読んでくれなかったんですね。
最後まで読みたいという気持ちを持たせることができませんでした。
わたしは自己満足をやめ、専門学校に通って、小説の書き方を一から学び直しました。
そして、とうとう時代小説を出版するまでに至りました。
でもまだ1冊だけです。これからも精進していく必要があります。

さて、今の世の中は、本を出版しなくても、インターネットのサイトや電子書籍などでも小説を発表していけます。
みなさんの中にも、自作の小説を読んでもらいたいという方がいらっしゃるでしょう。
そして、読んでもらうからには「おもしろい」と言われたいでしょう。
今回、読ませるエンターテイメント小説の書き方を、わたしの経験をもとに綴っていきたいと思います。
別にわたしもプロではありませんので、上から目線でご教授しようというつもりはございません。
参考にでもしていただければ幸いです。

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